11月1日から豊川稲荷で御開帳 秘仏と御縁柱を五色の善の綱でつなぐ「縁繋式」などで準備 15日に松平健さん登場も

2026/11/01 00:00(公開)
秘仏と御縁柱を善の綱でつなぐ儀式「縁繋式」
秘仏と御縁柱を善の綱でつなぐ儀式「縁繋式」

 豊川稲荷で72年ぶりの御開帳が1日から始まる。10月31日、秘仏である「豊川吒枳尼眞天(だきにしんてん)」を納める厨子の扉を開く「眞殿開扉式」などが行われた。門前では、道路整備などの完工式があった。

 

 豊川稲荷では「眞殿開扉式」のほか、秘仏と御縁柱を五色の善の綱でつなぐ「縁繋式」などを行った。縁繋式の法要には、豊川市の竹本幸夫市長、豊川商工会議所の小野喜明会頭をはじめ、門前商店街の関係者らが出席した。この日は午後4時に閉門し、1日から始まる御開帳に備えた。

 

 門前では、御開帳に向けた基盤整備の完工式があった。商店が並ぶ表参道など約400㍍をアスファルトから石畳風の舗装にしたほか、レトロ風の照明を5基設置して、参拝客を出迎える雰囲気を高めた。

 

 またJR豊川駅西口前広場から、豊川稲荷前交差点までの約220㍍の県道区間を4車線から2車線にして歩道の幅を広げた。これにより歩道を活用したイベントを開きやすくなった。

 

 完工式で豊川商店街振興組合の丸山恭司理事長は「市や県の協力で、なかなか手を付けることができなかったハード整備が実現した。商店街として準備をしてきたソフト事業をしっかりと行い、参拝客をもてなしたい」とあいさつ。竹本市長、東三河建設事務所の林克行所長、今枝宗一郎衆院議員、小野会頭らがあいさつした。

 

 御開帳に向けたしつらえも終えた。豊川稲荷の本殿には、五色の横断幕が設置された。商店街では、横断幕やのぼり旗が各所に設置され、街全体で参拝客を歓迎する準備を整えた。

 

 御開帳は普段は閉まっている秘仏の入った厨子の扉を開ける。この期間に参拝すると、通常よりも御利益が高いとされる。23日までの期間中、商店街では毎日のようにイベントが開催されるほか、15日には俳優の松平健さんが将軍姿で馬にまたがり表参道を進む「御成行列」が行われる。豊川稲荷では連日、ご祈とうが行われるほか、1~3日と金曜から日曜にヨルモウデを開催する。ご祈とうを受けると秘仏の前で参拝できる。

 

 商店街の店主らは「さまざまなおもてなしを行いますので、多くの参拝客に来ていただきたい」と話した。

本堂内に設置された触ることができる「豊川吒枳尼眞天」のブロンズ像
本堂内に設置された触ることができる「豊川吒枳尼眞天」のブロンズ像
石畳風の舗装になった表参道であったテープカット
石畳風の舗装になった表参道であったテープカット
2車線になった県道
2車線になった県道
11月1日から御開帳が始まる豊川稲荷
11月1日から御開帳が始まる豊川稲荷
横断幕が設置された門前商店街
横断幕が設置された門前商店街
本殿へ向かう行列
本殿へ向かう行列
秘仏の入った厨子
秘仏の入った厨子
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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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