豊橋市東脇3の県赤十字血液センター豊橋事業所で8日、小学4~6年生を対象にした「夏休み親子血液教室」が開かれた。地元の小学生と保護者らが血液の仕組みや献血について学習した。
若年層への献血普及啓発を目的に、毎年この時期に開く。抽選で選ばれた親子36組が午前と午後に分かれて参加した。
啓発用DVDや職員の講話などで血液の働きや献血の重要性などを学んだほか、スライム作りを通して血液の固まる仕組みを知るワークショップに参加。事業所内で血液製剤の保管状況や、献血バスと血液運搬車を見学したほか、血液型判定、献血推進キャラクター「けんけつちゃん」との記念撮影があった。
学校でもらったチラシを見て応募したという市立中野小学校4年の杉田七津さんは「骨から血液ができることを知り驚いた。自分の血液型を知りたかったので分かってよかった」と話した。センター職員らは「子どもたちが家庭で血液の話をしてくれたり、高校生になって献血に協力してくれたらありがたい」と語った。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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