豊橋市立向山小学校の同窓会は豊橋中央高校の甲子園出場を祝い、卒業生の髙橋大喜地、松井蓮太朗の両選手の名を記した横断幕を学校に寄贈した。正門横のフェンスに掲げられている。
横断幕は2枚。縦1・2㍍×横3㍍で、「祝 甲子園初出場 向山小学校第61回卒業生 豊橋中央高等学校所属」までは同じで、1枚は「投手 髙橋大喜地選手」もう1枚は「捕手 松井蓮太朗選手」とある。
寄贈は愛知大会決勝の翌日、同窓会長の石河貫治さんが発案。役員と相談して決め、学校に提案した。4日、石河会長が近藤啓副会長とともに学校に持参し、教諭らと一緒に取り付けた。
横断幕を見た地域の人からは「驚いた」「絶対応援する」「あの2人が向山出身だと知らなかった。応援に一層熱が入る」などの声が聞かれたという。石河会長は「甲子園でも名コンビとチームの絆で大暴れ!『マイハート』を胸に、向山っ子みんなで全力応援しています!」と激励する。
一方、小学校は校舎2階の窓24枚を使い、応援メッセージを掲示している。吉田明弘校長や教頭、教務主任、校務主任で決めた。黒と赤で書かれた「祝甲子園髙橋くん松井くん123むかい山魂ダアー!」の24字は吉田校長が考えた。窓1枚に1文字ずつ貼り付けており、写真を撮る人も多いという。河合知美教頭は「ぜひ甲子園で楽しんできてほしい」とエールを送った。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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