企画展「ひな人形と初凧(はつだこ)展」が、4月5日まで田原市博物館で開かれている。渥美郷土資料館でも今月15日まで、伝統のひな飾りを集めた展示会を開催中。
博物館では、市内の旧家に伝わるひな人形が並ぶ。江戸時代から平成初期までのひな人形や「御殿飾り」、絵図など関連資料を含む84点を集めた。
展示室のほかロビーなどに3~7段の豪華な段飾りを展示した。西日本で昭和中期まで流行した御殿飾りや寛政年間に作られた男女一対の「立ちびな」のほか、焼き物が盛んな地元で昭和中期まで作られた土人形などさまざまな人形で時代の移り変わりが分かる。
関連資料では、渡辺崋山の「雛(ひな)まつり図」(1838年)や昭和初期の掛け軸なども紹介している。
段飾りの頭上には5月の田原凧まつりで引き渡す初凧も展示した。定番の武者絵や最近需要が増えた女児向けの紫式部など購入者の許可を得た12枚も会場を彩る。
郷土資料館にも各時代のひな人形が並んでいる。地域に伝わる「つるし雛」も飾り付けた。
いずれも月曜(祝日の場合は翌日)休館。博物館の入館料は一般310円、小中学生150円(東三河の子どもは「ほの国こどもパスポート」で無料)。郷土資料館は無料。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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