豊橋市神野ふ頭町近隣の事業所などでつくる「神野地区防災自治会」が11日、大地震による津波を想定した避難訓練を行った。東日本大震災の発生日に合わせ、避難行動計画の再確認と防災意識の向上を狙いに開いた。
周辺には港湾荷役や倉庫などの物流、輸入車整備センターのほか関係行政機関など27の団体や事業所が集まる。国の被害想定で、三河湾には地震発生から77分以内に第1波が到達、最大津波高は2・9㍍に上る。地震発生時は指定避難ビル「ライフポートとよはし」の屋上へ逃げることになっている。
この日は午前10時、地震発生を知らせる防災無線で約100人がビル屋上を目指した。非常階段の3階から屋上へは、備え付けのはしごで壁を乗り越える。盗難防止用の南京錠を解く鍵を入れた保管箱は、震度6弱以上の揺れを感知すると自動的に開く。
倉庫会社で働く50代の男性社員は「本社から離れた場所にあり、発災時は本社への連絡も行動計画の一つ。ゆとりをもって避難できるよう、訓練では的確で素早い初動を確かめた」と述べた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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