こども未来館ここにこで「アートラム~とよはし市電×アート」開催

2025/08/11 00:00(公開)
市電の車内も会場とした展示会=ここにこで

 豊橋の「市電」と芸術を融合した企画展「アートラム~とよはし市電×アート」が10日、豊橋市の「こども未来館ここにこ」であった。中心街の水上ビルなどで開く「とよはし街かど文化祭sebone(セボネ)」の派生企画で、初回は宮沢賢治「銀河鉄道の夜」をテーマに、8組が関連作品の展示やワークショップを開いた。

 

 館内「体験・発見プラザ」で展示する市電車両には、車窓から見た星空のアクリル画や流れ星をイメージした陶製の風鈴など物語の世界観で統一した。

 

 陶芸家の兼藤忍さんの風鈴は、アイロンビーズで流れ星を表した。つり革にぶら下げ、来場者は揺れで音も楽しんだ。車外ではビーズ作りのワークショプもあり、ブラックライトを混ぜたビーズなども人気だった。

 

 企画展はセボネ実行委員らでつくる「sebone no kobone」が主催。水上ビル付近の活動エリアを飛び越えて幅広い人にセボネをPRするのが狙い。運行中の市電で開催を試みたが、運営事情で展示車両がある同館となった。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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