豊橋市民病院は13日、院内職員向けに「第1回ACPサポーター養成講習会」を開催した。職員約50人が参加し、医療従事者と患者、その家族による合意に沿ってケアを進めることの大切さを学んだ。
ACPは、患者が将来望む医療やケアについて、家族や医療、介護関係者とあらかじめ繰り返し話し合う「アドバンス・ケア・プランニング」の略。講習会の開催は東三河地域では初、県内でも先進的な試みという。
講習会では同院総合診療科・緩和ケアチームの稲垣大輔さんが講師を務めた。患者の意思決定のあり方の変遷として、古くからのパターナリズムや1900年代後半から患者の自己決定へと続いたものの、うまくいかなかったことから現在の共同意思決定につながる歴史を紹介した。
ACPでは医療者が医学や生物学的な情報を伝え、患者や家族は自身の価値観や人生について話し、継続的に相互共有して合意を形成することが重要で「『私はこんな人間で、こんなことが大事なんだ』などの価値観や人生観を伝え、共有する。そのうえで合意を作ろう、というモデル」と解説した。どのようなタイミングで対話を開始するべきかのアドバイスもあった。
講演後は院内でACPに取り組んだ例を報告し、患者に対応した職員が実際の会話や相談、共有の流れについて語った。
講習会を受けた職員は胸の名札にACPサポーターのシールを貼っている。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
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