6月5日は環境の日。豊橋市環境政策課が環境教育や啓発で配るグッズ、市指定ごみ袋などに登場するキャラクター「かん田きょう子」さんが人気だ。おかっぱ頭でなぜか昭和の香りがする。「じわる」と内外で評判だ。生みの親で、現在は安全生活課に所属する夏目陽子さん(46)に誕生秘話を聞いた。(聞き手・山田一晶)
―入庁は何年ですか。
◆2004年です。市民課が長かったです。
―環境部に入ったのはいつですか。
◆2021年です。
―「かん田きょう子」さんを作ろうとしたきっかけは何でしたか。
◆本当に何でもないことでした。環境のクイズラリーがその年の秋にあり、廃棄物対策課にいたのですが、少し気を引こうとちょっとした挿絵として描いた絵を、若手女性職員が目に留めてくれました。それをきっかけに、「すごくいいから」といろいろと頼まれるようになりました。
―絵の勉強はされたのですか。
◆独学です。昔から絵を描くのが好きでした。子どもに絵本を作ったりしていました。
―手作り感があり、昭和の香りがするおかっぱ頭のキャラクターです。モデルはいるのですか。
◆当時もよく聞かれましたが、特にモデルはいません。頭にあったモヤモヤとしたイメージから、手が勝手に動いて形になりました。
―「かん田きょう子」という名前がついたのはいつ頃ですか。
◆郵便ポストにステッカーを貼りたいという依頼を環境政策課から受けた時です。案を作った時に「これに名前をつけようか」と先ほどの若手職員と意気投合して盛り上がりました。当時の部長も「これはいい」と言ってくれました。ただ、簡単な絵だけにまねされやすいので、5分野ほどで商標登録をしています。
―何バージョンくらい作ったのですか。
◆かなりあります。今の部署へ異動する時にお手伝いできなくなると思い、たくさんパターンを描き残しました。30パターンほどあり、インスタグラムに載せた漫画なども入れるとすごい数になります。
―キャラクターが一人歩きして人気を集めていますね。
◆私が驚くほど皆さんが気に入ってくれました。ポロシャツを作った時も、女性職員らの間で「あれは何だ」と話題になりました。
―設定として、「かん田きょう子」さんは東京から引っ越してきたのですか。
◆はい。キャラクターが出た頃に引っ越してきた設定なので、豊橋市在住5年になります。三河弁を話しますが、少し不完全なんです。アパートの大家さんというキャラクターがいて、ゴリゴリの三河弁を話すので、その大家さんに教えてもらっているという、かなり細かく作り込んだ設定になっています。
―ありがとうございました。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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