近代建築の記録や保存に取り組む国際的な学術組織「DOCOMOMO(ドコモモ)」の日本支部が、豊橋駅前の「水上ビル」を「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定した。
ドコモモは20世紀の建築の潮流「モダン・ムーブメント」の成果を記録し、現存する建物の保存を訴えるため1988年にオランダで設立された。日本支部は2000年に承認された。19年には蒲郡市体育館が選ばれた。今回で選定総数は312件。水上ビルのほかに、鳥取県米子市公会堂や都内の「町田郷土資料館」が選ばれた。
大豊商店街の黒野有一郎理事長(59)は「著名な建築家が建てたわけではない水上ビルが選ばれたことに非常に驚いているが、大変光栄だ。戦後を生き抜くこの建物の価値を客観的に再評価された」と話した。ビルの老朽化で現行法では建て替えが難しいが「さらなる活用と保存を進めるうえで好材料になる」と語った。
水上ビルは「豊橋ビル」「大豊ビル」「大手ビル」を合わせた全長が約800㍍。建設は1964年~67年。戦後の都市整備の中で、街を流れている牟呂用水が暗渠(あんきょ)化され、その上に建てられたことがその名の由来だ。全国でも珍しい「川の上のビル群」として知られる。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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