豊橋市嵩山町の伝統的な盆供養行事「嵩山大念仏」が2日夜、嵩山小学校一帯で開かれた。独特の歌や横笛が響く中、浴衣姿の住民ら約50人が太鼓をたたいて踊り、先祖の霊を供養した。
1572年の三方ケ原の合戦の戦死者供養と豊作祈願を込め、江戸時代に始まったとされる市内で唯一の風習だ。かつては市内各地で行われていたが相次いで消滅し、嵩山町でも1995年に一時休止となった。しかし、2007年に有志の指導で復活し、09年度には市の育成事業の採択を受けて保存活動が本格化した。新型コロナウイルス禍などによる中断や規模縮小を経て24年に再開され、今年は「嵩山夏祭り」の一環で日程を繰り上げて開いた。
そろいの浴衣に身を包み、10代から80代までの約50人が道行きや大踊りなどを1時間半披露した。保存会会長の中野明広さんは「地域の宝である伝統を、次の世代へしっかりとつないでいきたい」と語った。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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