中国・武漢市出身の武漢愛莎国際学校2年生、駱昱帆(ラク・イクホウ)さん(18)が8月30日から9月11日まで、姉妹校の桜丘高校に短期留学した。駱さんは「日本の学校生活を体験したい」と来日。岡崎市や豊橋市でのホームステイや同校での学校生活を通じ、日本文化や平和の尊さに触れた。
短期留学中、駱さんはホストファミリー宅から同校に通い、日本人生徒と同じように授業を受けたり、さまざまな部活動に参加したりした。学校生活で印象に残ったのは昼食だ。「授業の合間にみんなで一緒にホストファミリーの手作り弁当を食べるのは楽しい」と語る。中国ではシャワーが一般的だが、日本では湯船に漬かり「新鮮だった」と話した。一方で「日本語を話すと頭の中でずっと翻訳する感覚なので疲れる」と苦労を語った。
9月4日には、終戦間際の空襲で壊滅した豊川海軍工廠(こうしょう)跡を訪問した。職員やボランティアスタッフから当時の空襲の様子を教えてもらった。歴史遺構を前に駱さんは「平和のない生活はとても怖い。平和はみんなが欲しいもの」と語った。
日本語を学び始めたきっかけは、中学2年生の頃にSNSで偶然目にした岩井俊二監督の恋愛映画「Love Letter」だ。「人物の感情の描写がとても細かい。日本映画にある純粋な愛情表現が好き」と話す。さらにアニメ映画「君の名は。」などの新海誠監督のファンで「アニメや映画を見て日本の高校生活を想像していたが、今の生活は想像以上」と声を弾ませる。
将来の夢は映画監督で、「自分の故郷で恋愛映画が撮りたい」と話した。大学進学後は本格的に映画を学ぶという。
購読残数: / 本
1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
週間ランキング
日付で探す