リニューアルでパワーアップ 竹島水族館の“特に注目したい見どころ”を紹介

2026/04/16 00:00(公開)
ようこそ竹島水族館へ!!
ようこそ竹島水族館へ!!

 一昨年のリニューアルオープンで敷地面積が約2倍となり、さらに魅力を増した竹島水族館。とはいえ、全国の大型水族館と比べればまだまだコンパクトな施設です。

 しかし、その小さな館内には500種を超える生き物たちが暮らし、深海生物をはじめ、身近でおいしい魚、サンゴ礁にすむ鮮やかな魚たち、愛嬌たっぷりのアシカ、見つめているとつい時間を忘れてしまうカピバラ、仲むつまじいカワウソたちなど、見どころがぎゅっと詰まっています。

 今回は、その中でも特に注目してほしい竹島水族館の楽しみ方を紹介します。

(執筆者:展示係 山田圭祐)

 

激珍!深海生物

 

 「竹島水族館といえば深海生物」と言われるほど、深海生物の展示は日本有数を誇ります。蒲郡の深海漁師さんから分けていただいた生き物の中には、まだ研究が進んでいないものや、名前すらついていないような未知の生き物も少なくありません。

 飼育方法が分からないことも多く、展示期間が短くなってしまうこともあります。だからこそ、深海の生き物との出合いはまさに一期一会。その日、その時に見られること自体が奇跡のような体験です。

 中でも特に見ていただきたい生き物には「激珍」マークがついています。ぜひ注目して観察してみてください。これだけでも入館料の元が取れたと言っても過言ではありません。

 最近仲間入りした激珍深海生物の中には、「イボサキワレテヅルモヅル」がいます。テヅルモヅルというクモヒトデの仲間で、公式な記録はほとんどなく、世界的に見ても大変貴重な生き物です。しかも、それが一度に3匹もやってきました。

 ヒトデのように5本の腕を持ちながら、その先端は無数に枝分かれしており、動物なのか植物なのか迷うほど不思議な見た目をしています。まさに「The 深海生物」と呼びたくなる存在です。

 ただ、普段はあまり動かないため、お客さんからは見過ごされがちです。「それ、世界でここでしか見られない超貴重な生き物なんですよー!!」と、担当者が心の中で叫んでいることもしばしば。

 

 そんな激珍生物が、ほかにも館内には盛りだくさん。ぜひ足を止めて、じっくりのぞいてみてください。

写真:イボサキワレテヅルモヅル
写真:イボサキワレテヅルモヅル

カワウソのおやつタイム

 

  その名の通り、指先に小さなを持つ小型のカワウソ、コツメカワウソ2匹が竹島水族館で暮らしています。オランダの動物園からやってきた雌の「みかん」と、昨年南知多ビーチランドから仲間入りした雄の「カシワ」です。

 走り回ったり、プールを泳ぎ回ったり、ロープでくるくる遊んだり、小石を転がしたり――。ご飯を食べて満腹になれば、そのまま爆睡。見ているだけで癒やされる、愛らしさ満点の2匹です。

 そんなカワウソたちにおやつをあげられる新イベントもスタートしました。普段暮らしている展示室に入り、ガラス越しではありますが、間近で直接エサやり体験ができます。

 カワウソのかわいさを、もっと近くで感じられる特別なチャンスです。4歳以上の方から参加可能で、料金は1500円。開催日時は水族館のSNSで案内しています。

写真:コツメカワウソ
写真:コツメカワウソ

オットセイのカイくん出陣!

 

  長らく竹島水族館のアシカショーを支えてきたオタリアの「ラブ」ちゃんですが、先日妊娠していることが分かりました。母体への影響を考慮し、出産までは安静に過ごしてもらうことになっています。出産予定は今夏で、かわいい赤ちゃんの誕生が期待されています。

 そのピンチヒッターとして白羽の矢が立ったのが、ミナミアメリカオットセイの「カイ」くん。南米ウルグアイ出身の雄で、これまでショーの合間にお客さんの前に出る練習を重ねてきました。

 ヤンチャで元気いっぱい、食い意地は強め。でもちょっぴり臆病なところもある愛らしい性格で、相方の「フウ」ちゃんにはいつも尻に敷かれ気味です。

 いざ大舞台に立ってみると、ラブちゃんのようにすぐにはいかず、種目の途中で飼育員の手を離れて自由にプールを満喫してしまうことも。飼育員が苦笑いしながら場をつなぐ場面もありました。

 それでも、だんだんと環境に慣れてきたようで、最近は集中力も高まってきています。

 さらにこの春、新たに飼育員に仲間入りした蒲郡出身の竹内さんもショーデビューに向けて猛特訓中。かわいい新人の登場に刺激を受けたのか、カイくんも「オレが引っ張っていってやるぜ!」と言わんばかりに張り切っています。

 これからこのペアがどんな成長を見せてくれるのか、ぜひ温かく見守ってください。

写真:カイくんと担当の竹内トレーナー
写真:カイくんと担当の竹内トレーナー

ホッコリ、解説POP

 

     竹島水族館の楽しみ方として欠かせないのが、館内に所狭しと掲示されている解説POPです。生き物を見るだけでなく、その先にある魅力や個性まで知ってもらいたい――。そんな思いを込めて、すべて飼育員が手描きで作成しています。

 図鑑には書かれていない、飼育員目線で見た生き物の性格や特徴を、おもしろおかしく紹介しているのが特徴です。難しい言葉はあまり使っていないので、子どもから大人まで誰でも楽しめます。

 履歴書ならぬ「魚歴書」は、一風変わった水族館の生き物たちの説明書。思わずクスッと笑えて、心がほっこりする人気コンテンツです。

 「日本一解説が読まれる水族館」とも言われる竹島水族館。すべての解説POPを読もうとすると、1日では楽しみ尽くせないかもしれません。

 その時は、ぜひ何度でも足を運んでみてください。次に来館した時には、以前にはなかった新しいPOPがまた増えているかもしれません。

写真:魚歴書
写真:魚歴書

HOT情報コーナー

 

   水族館写真家「銀鏡つかさ」「かぶつ」「あき」による写真展**「撮展(とりてん)」は、510日(日)まで開催中です。3人による竹島水族館オリジナルフォトブックも好評販売中。

 また、425日(土)から524日(日)までは、企画展示「タケスイ怪獣大進撃展」**を開催します。海の中の小さな怪獣たちを紹介する、遊び心あふれる展示です。

 ゴールデンウイークは、ぜひ竹島水族館へ。皆さまのご来館をお待ちしています。

写真:「撮展」を開催中!
写真:「撮展」を開催中!

私たちは竹島水族館を応援しています。

 

愛知ダイハツ

音部株式会社

蒲郡信用金庫

笹やグループ

株式会社三愛企画

鈴中工業株式会社

豊田東海警備グループ

ホテル竹島

ホンダカーズ愛知南

 ※50音順

 

INFORMATION|施設概要

竹島水族館

愛知県蒲郡市竹島町1-6

TEL0533-68-2059

開館時間:9:0017:00

休館日:なし

公式HPhttps://www.takesuideepsea.com/

 

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