県新城設楽振興事務所と愛知大学による「四谷の千枚田保全プロジェクト」の実地研修が30日、新城市四谷であった。学生10人が水田の草取りに励んだほか、中腹部からの眺望を楽しんだ。
東三河県庁と愛知大キャリア支援センターが2025年3月に東三河の発展と人材育成を目指す協定を締結した。それを具現化するために千枚田保全プロジェクトが企画された。
午後2時、学生たちが訪れた。鞍掛山麓千枚田保存会会長の小山舜二さんが、苗を植えても鹿による食害があることを説明した。モリアオガエルが産卵し、それを蛇が狙う食物連鎖が見られること、高低差が220㍍あり頂上からの眺めがきれいなことを紹介した。「農家だけの田んぼですが訪れる人たちの癒やしになる場所。再整備に向けてアイデアを考えてほしい」と述べた。
学生たちは中腹部の駐車場まで上り、田植えを終えた棚田を眺めた。3月まで東三河を担当した江口幸雄副知事が合流し「学生の将来のキャリア形成にも役立ててほしい」と呼び掛けた。
参加した学生は「初めて訪れたが、景色が本当にきれいだった。他の団体などと協力しあって守りたいと思った」と感想を述べた。
プロジェクトで6月に新城市役所を訪問し、9月に千枚田で稲刈りと脱穀作業に取り組み、同24日に学生が地域振興のアイデアを述べる。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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