湖西市産米を原料にした米菓で、市の公式コミュニケーションキャラクターにちなんだ「うなぽんのぽんせん(うなぽんせん)」が広がりを見せている。人だけにとどまらず、愛犬などのペットと楽しむ共生食としての需要も出始めた。一方で、同市新居町では「うなぽんせん」を添えたかき氷が登場、8月30日までのスタンプラリーを実施し地域を盛り上げる。
うなぽんせんを取り扱うのは、市内の近藤商店。代表を務める近藤明さん(61)が定年退職を機に食に関わる取り組みをしたいと模索、昨年から販売車に市の公式コミュニケーションキャラクター「うなぽん」にちなんだ商品を載せてイベントなどに出向く。うなぽんせんの開発にあたっては地元産米を活用したいと考え、オリジナル米「純ちゃん米」も手掛ける菅沼園芸(同市)に相談、協力を得て商品化に至った。
各地での販売を通じて知名度が徐々に上がる中、最近では犬やミニブタなどのペットと「一緒に食べて楽しめるせんべい」との声も届く。新たな需要に「驚いた」という近藤さんは、商品を説明するポップを作ったり、大袋サイズを用意したりして対応する。
一方で、新居町ではかき氷にうなぽんせんを添えたメニューを開発する動きも。3年目となるかき氷スタンプラリーを実施するにあたり今回、地域の特徴を出したメニューづくりを意識し、うなぽんせんを採用したという。新居町にある「カフェ&キッチンきんたろう」をはじめパン・洋菓子店「パピヨン新居店」と和菓子店「まんじゅや」で提供している。
多様化する需要に純ちゃん米の仕掛け人でもある菅沼園芸の菅沼香織さん(54)は「米の新たな可能性を探り広げていきたい」などと強調。近藤さんも「うなぽんを軸にした展開を一層進めたい」などと意気込む。
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