豊橋市二川宿本陣で「菊の節句-重陽-」の展示が始まった。菊で邪気を払い長寿を願う、五節句の一つ「重陽の節句」(9月9日)にあわせた催し。
本陣板の間には、白や黄、薄紫の菊花やススキなどの生け込みを並べたほか、大輪の菊花の上に真綿をかぶせ、朝露や香りを移した綿で顔や体を拭いて長寿を保つとされる上流階級の風習「菊の着せ綿」を再現した。
毎年、節句の際に女児が草を日本髪風に結い、竹にさして人形として遊んだという当地特有の「オカヅラ人形」も飾っていたが、昨年から猛暑で草が育たず展示を休止。今年は秋の季語にもなっている、江戸時代に一部地域で重陽の節句に行われていた虫干しを兼ねて内裏雛(びな)を飾る「後の雛」を新たに用意した。展示は13日まで。
ほかにも、地元二川の「つるし飾りの会」が華やかな菊の掛け飾り、ウサギのちりめん細工など、「楽しい折り紙の会」が菊の花などを中心とした色紙作品や立体作品をそれぞれ披露している。つるし飾りと折り紙は23日まで楽しめる。
一般400円、小中高校生100円、市内在住の70歳以上100円。「ほの国こどもパスポート」利用の小中学生は入館無料。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。