蒲郡市の春日浦海岸などで今月22日、赤潮が発生し、夜には波の刺激で青く光る夜光虫の幻想的な光景が広がった。一方、見物人が集中したため、周辺道路に渋滞などのトラブルが発生し、市や蒲郡署に住民から苦情が相次いだ。市と同署は25日から対策に乗り出した。
夜光虫は赤潮を引き起こすプランクトンの一種で、波の刺激を受けると青く光る。市内での赤潮発生は4年ぶりだったが、現象は25日までに収まった。
しかし22日夜から、一目見ようと多くの人が海岸へ押し寄せたことで、周辺道路では渋滞や深夜帯の騒音、コンビニ駐車場への無断駐車などのトラブルが相次いだ。
近隣に住む女性(43)によると、22~24日の3日間、午後6時頃になると自宅の駐車場前に車を止められ、自分の車の出入りができない状態が続いた。午前0時~午前1時頃には、見物人が夜光虫を見た感想を大声で話す騒音にも悩まされたという。
また蒲郡署によると、3日間で駐車や渋滞などに関する苦情が計約30件寄せられ、署員が対応に当たった。市にも観光や海岸周辺の道路を管理する各課に「対策はしてくれるのか」など同様の声が多数寄せられていた。
こうした事態を受け、蒲郡署は25日から1週間、署員10人体制で春日浦海岸側一帯で午後6時~午後11時の間、住民以外の立ち入りを制限する交通規制と広報での呼び掛けを始めた。市も職員20人体制で海岸の見回りやカラーコーンを設置して駐車できないようにするなどしている。
現象が収まった25日以降も見物人が来たが、先の女性は「交通規制や呼び掛けで、現在は落ち着いている」と話した。
市は26日、夜光虫が見られなくなったことや、住民の生活に支障が生じていることをSNSに投稿し、来訪を控えるよう促した。
観光まちづくり課職員は「大反響があり、多くの人が足を運んだことはありがたいのですが、今後は、遅い時間の来訪を控えるなどの配慮をお願いします」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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