新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」は、設楽町田口にあったパン製造販売店「東京ベーカリー」のメニューの再現に向けて取り組んでいる。地元で人気だったパンを復活させ、8月に販売を目指している。
東京ベーカリーは県立田口高校近くにあったが2002年に閉店した。ピザパン、コロッケパン、焼きそばパンなどの焼きたてを販売し、生徒や住民に人気だった。
ピザパンは24年に復活した。田口の食品スーパー「マルツ」の近藤友樹店長(45)が、東京ベーカリーの経営者の妻荒河照美さんと、ベーカリーに下宿していた村松有希さん(42)から聞いて再現した。現在では月に一度、豊田市内のパン店がキッチンカーで販売しているという。
一方、道の駅「もっくる新城」の田原直駅長(56)は少年時代に食べた東京ベーカリーの味を覚えていた。コロッケパンに使われたキャベツがカレー味だった。それを再現しようと関係者を探していたところ、近藤さんらの取り組みを知り、プロジェクトを始めた。
道の駅のベーカリースタッフが村松さんらに聞き取ってコロッケパン、ハムパン、焼きそばパンなどを作り、23日に試食会を開いた。村松さんは「焼きそばパンにウインナーを入れており、きちんと再現してくれた」と喜んだ。高校時代によくパンを買っていた今泉綾子さん(55)は「懐かしい。揚げあんぱんなど独自のメニューがあった」と話した。田原駅長は「帰省シーズンに合わせ、8月に販売を考えたい」と述べた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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