テノール歌手の笛田博昭さんのリサイタルが12日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で開かれた。「三河市民オペラ制作委員会」主催。会場は満席となった。
プログラムは3部構成。ピアノ演奏は河原忠之さんが務めた。冒頭、制作委員会が手掛けた「魔笛」(2006年)に始まる歴代のオペラの名場面が上映された。
第1部「三河市民オペラあの場面を再び」では、笛田さんが過去に出演し好評を博した三河市民オペラの名場面が再現された。15年にカラフ役で初登場した「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」、17年の「イル・トロヴァトーレ」より「君こそわが恋人~見よ、恐ろしい炎を」が披露された。そして23年に主役のシェニエ役を熱演した「アンドレア・シェニエ」より「ある日青空を眺めて」や「カルメン」より「花の歌」も歌い上げられた。
第2部「それぞれに語る、それぞれの『三河市民オペラの冒険』」では制作委員会メンバー15人が登場した。チケット販売の悪戦苦闘、200人以上の集団の調整や宿泊手配といった膨大な裏方仕事、ゲストの樋口達哉さんによるオペラの可能性と全国の歌手やファンに向けた熱い思いなどが語られた。そして汽笛の音とともに275人の”乗組員”による「三河市民オペラの冒険号」の出航が祝された。
第3部「日本と世界の名曲」では、トスティ作曲「かわいい口元」などの名曲が披露された。
次回作は「ランメルモールのルチア」で28年5月に上演される。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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