【夏の甲子園’25】豊橋中央高を校歌で激励　高倉校長加わりかねとうさん熱唱

　豊橋中央高校の校歌「星の旅人」の作詞作曲を手掛けた一人、かねとうかずさんのバンド「かねとうかず&Sea　Glass」が9日、10日に甲子園での試合を控える同校のチームを激励しようと豊橋市石巻生涯学習センターで壮行会と題したライブを開いた。中央高校の高倉嘉男校長も参加し、バンドと観客から激励を受けた。

　かねとうさんは中央高校が共学になった際、校歌作りに携わった。約30年を経て、爽やかな楽曲と歌詞の「マイハート」が、愛知大会で大きな話題を集めることに。今回、選手らに豊橋からエールを送ろうと壮行会を企画した。この日、同センターでバンドメンバーが講座を開いており、その会場で講座の終盤に演奏を披露した。

　会場には受講者や関係者約６０人が集まった。ライブでは萩本将光監督に捧げる「そうこなくっちゃ」、選手らに捧げる「あとは野となれ　夢となれ」、そしてアレンジを加えた校歌「シン・星の旅人」の３曲を披露。会場一丸となって手拍子で盛り上がり、中央高校の健闘を期待した。

　最後に高倉校長があいさつ、全員で気勢を上げた。かねとうさんは参加者にパブリックビューイングでの応援なども呼びかけた。