蒲郡市立蒲郡中学校3年の榎本湊太さんが副キャプテンを務める「アルフィンU15First」は、「U15 スポーツ鬼ごっこW杯文部科学大臣杯」(11月、東京都)に出場し、準優勝に輝いた。12日、蒲郡市役所を訪れた榎本さんが、鈴木寿明市長に報告した。
スポーツ鬼ごっこは、従来の鬼ごっこに「戦術」や「戦略」を取り入れ、ルールを加えた新しい競技だ。ルールは5分ハーフの7人制で、相手陣地の「宝」を多く取ったチームが勝ちとなる。子どもから高齢者まで幅広い年代で楽しまれている。
アルフィンは、安城市を中心に他ではなかなか味わえないスポーツを展開している。榎本さんは小学校4年生の時に、母の友人から誘われたのがきっかけでスポーツ鬼ごっこを始めた。安城まで赴き、練習に励んでいる。
全国大会には3年連続出場しており、2023年と24年の大会で優勝している。今回は決勝で茨城県のチームと対戦したが、惜敗し準優勝となった。
この日、榎本さんは鈴木市長に大会を振り返り、次の目標やスポーツ鬼ごっこの魅力を伝えた。「高校生になっても続けていきたい」と意気込みを話した。
鈴木市長は「仲間と一緒に準優勝したことをうれしく思います。スポーツ鬼ごっこの魅力を広めていってほしい」と述べた。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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