東三河に春を告げる国指定重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」のハイライト、「天狗(てんぐ)と赤鬼のからかい」が11日、豊橋市八町通3の安久美神戸神明社であった。
午後1時50分頃、多くの観客が見守る中で御的神事が催された。矢取が計12本の矢を2人の射手に手渡し、射手は交互に的に向かって矢を射ることで豊作を祈り、災厄などを追い払った。
午後2時過ぎに赤鬼を呼ぶ太鼓が打ち鳴らされ、「からかい」が始まった。荒ぶる神である赤鬼がいたずらをするのを武神天狗がこらしめようとして、双方秘術を尽くして闘う様子を表したものだ。
登場した赤鬼はひざまずいて神前に祈念してから、足を交互に上げて歩く独特のステップ「高足取」で天狗へ向かって進んだ。赤鬼の挑発に応じた天狗はなぎなたを振るい、攻防を繰り広げた。
立ち合いを通して敗北を認め、改心した赤鬼は退散。かぶると夏病みしないとされる白い粉とタンキリ飴を見物人に向けて盛大にまき散らしながら、若衆が参道を走り抜けた。見物人は全身真っ白になりながらタンキリ飴に手を伸ばし、今年1年の健康を祈願した。
その後、「門寄り」があった。赤鬼らは町内を練り歩き、商店や民家などに立ち寄った。白い粉を力強くまく子どもや、1年間の健康を願って鬼に頭をなでてもらう人もいた。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
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