【衆院選2026】候補者はどんな人? 愛知15区

2026/02/06 00:00(公開)
(左から)関氏・
(左から)関氏・

関健一郎(47)維元

 

 「現在の社会保障は、お年寄りを現役世代が肩車している状態。この改革を徹底的に実現できるのは私たちだけです」と訴える。

 

 大学で国際政治を学び、憲法9条と日米同盟のねじれに矛盾を感じたのが、政治家を志した原点。世の中の課題を勉強しようとNHKに就職した。全国を回り、地域格差や問題を認識した。「ニュースで、行政の対応が迫られている、などと締めくくるたび、批評家から当事者になりたかった」と振り返った。

 

 愛知15区は記者として赴任した中で一番好きな場所だったという。3人の息子と楽しむ週2回のフットサルが趣味だ。

 

 座右の銘は「雲外蒼天」。愛読書には司馬遼太郎の「坂の上の雲」を挙げた。チャレンジ精神の重要さや、その気にさせてくれる社会の重要さを説く。「あれになる、これになる、こんな世の中にしたい、こんな会社にしたい、というチャレンジができないのがこの国の問題だ」と述べた。

 

小山千帆(50)中前

 

 「制度を使う当事者の気持ちが分からなければいけないと、国会議員である意味を感じた1年3カ月でした」と語る。

 

 長男は発達障害、次男は重度障害を伴う指定難病を抱える。2人を育てながら会社勤めをする中で、世の中の理不尽さや声を上げたくても上げられない人がいることに気付いた。

 

 20歳の時、社会は次第に良くなり、将来はもっと豊かになると思っていた。「今、まさかこんなことになるとは思わなかった。次世代に同じ30年後を残してはいけないと思った」と政治家を志したきっかけを語った。

 

 息抜きは、地元で入るサウナ。眼鏡を外し、人々と本音で語りあう時間を大切にしている。好きな料理は菜の花のおひたし。「豊橋と田原は、何を食べてもおいしい」と笑った。

 

 趣味はガーデニング。ピンポンマムが好きで「360度どこから見ても美しい。政治家も360度見られるので、意識している」。

 

根本幸典(60)自前

 

 農林水産副大臣に就任し、最前線で日本の重要課題の一つ「食の安全保障」に取り組む。先進的な農業が盛んな地元の支持者の期待を受ける。

 

 農業問題に取り組むきっかけは22年前。花を栽培する農家に話を聞いた。施設の暖房に使う燃料価格の急騰が生産者の経営を直撃していた。「生育不良のデルフィニウムを見た。支援制度があれば救われたと思うと、悔しかった」と振り返る。

 

 内閣の一員として身を粉にして働く。国会会期中の週末などに持ち回りで担当する「在京当番」のため地元へ戻れない日も増えた。「冬は鳥インフルエンザへの警戒が欠かせない。情報技術の発達で、オンライン会議での対応が可能になったのは救いだ」と言う。

 

 都内での多忙な日々では、朝の散歩が数少ない息抜きの時間。増上寺や乃木神社などがお気に入りだ。地元では食材調達も担当する。「店で消費者の考えを学ぶ。『ふつう』の感覚を再確認できる」と持論を述べた。

 

鈴木勝裕(39)参新

 

 15区の立候補者6人のうち最年少だ。若さと愚直な活動で現役世代の支持拡大を目指す。

 

 父の実家がある田原市で1歳まで過ごし、私立豊川高校卒業まで豊川市で暮らした。

 

 大学卒業後、採用された県警では緑署の交番勤務からスタート。名東署では警備の仕事にも携わった。「10年間で事件や事故など多くの現場を経験し、初動の大切さを学んだ」と振り返る。

 

 32歳で不動産会社へ転職した。学生時代には進路選択で悩んだこともあった。「若くて体力のあるうちに警察官を経験させてもらった。一方で営業職への関心もあった」と語る。マンション購入時に出会った営業マンの仕事ぶりに感心したのが、不動産業へ進むきっかけだ。消費者の税負担や生活不安に触れた結果、政治を志した。

 

 選挙を機に両親が継いだ田原市の実家と豊橋市の事務所を行き来する。スケートボードに興じるわが子を見守るのが休日の楽しみだ。

辻恵(77)れ元

 

 「『ジャパンズナンバーワン』と言われた日本はどこに行ったのか。食料品が上がる、光熱水費も上がる、政治が力を果たさなければいけない時だ」と語る。

 

 東大法学部卒業後は官僚を目指した。しかし四大公害訴訟を見て、切り捨てられていく弱い立場の人々に寄り添いたいと思い弁護士になった。薬害などさまざまな訴訟を通して、大きな壁を感じた。「制度が動かせない。こんな法律だから駄目なんだ、ということを実感した。だから政治家になることを決意した」と振り返る。

 

 趣味はスポーツ観戦。大相撲が大好きだという。「ラグビーも、プロ野球も、駅伝も好き。どんな若手が育っているのかが楽しみで、活力をもらっている」と笑う。愛読書は大佛次郎の「パリ燃ゆ」。さまざまな人物が自分の信念を貫き、事態が動くノンフィクションに「非常に学ぶべき書だった」と語る。ジョン・リードの「世界を揺るがした10日間」も挙げた。

 

竹上裕子(65)ゆ前

 

 初当選から1年3カ月は議員宿舎と国会の往復だった。「思うようにやりたいことができたか」との自問が再選への意欲につながっている。

 

 多忙な中、議員宿舎がある都心暮らしはコンビニが頼りだという。「青果店や家業と同じ豆腐店などの小売店が減る一方、コンビニに頼らなければ食生活が成り立たない。都内も地方もあまり変わらないことを実感した」と振り返る。

 

 新幹線で豊橋と都内を往復する。「40分のバス通学で参考書を開いていた高校時代を思い出す。上り列車は東京終点のため、到着直前で眠ってしまったこともあった」と失敗談を披露した。

 

 夫が営む家業の老舗豆腐店は、郷土料理「なめし田楽」の豆腐を製造する数少ない店だ。「田楽豆腐は自社でしか作れない。郷土の食や歴史文化を守り伝えるため、ボランティアとして今後も携わりたい」と意気込む。「食育の父」として知られる村井弦斎の研究会に設立から関わっている。

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