豊橋市は5日、豊橋公園での多目的屋内施設(新アリーナ)と公園東側エリア整備運営事業について、事業スケジュールや基本設計概要を明らかにした。着工は2027年4月を予定。園内駐車場の配置見直しや周辺の渋滞対策、トイレの混雑回避などの改善点などを新たに盛り込んだ。
市議会の関連調査特別委員会で示した。質疑は市文化・スポーツ部と事業者「豊橋ネクストパーク」の平出和也氏(スターツコーポレーション常務執行役員)ら5人が応じた。
市のスケジュールでは新アリーナ関連施設を29年10月開業、公園東側の再整備は30年度内の完成を目指す。27年度のアリーナ着工へ向け、26年度内に実施設計の作成と同年9月末までの旧豊橋球場解体を進める。
現在の武道館は移設先のサブアリーナができる29年10月から解体。跡地へ移るテニスコートは解体が始まる28年度から完成予定の31年4月まで使えなくなる。
基本設計では、駐車場や芝生広場の再配置や樹木の保存など入札時の提案内容を改善した。新たなテニスコートの西側に予定した第3駐車場は隣接する多目的広場と芝生広場に改める。テニスコート跡の第2駐車場に集約するが約400台の駐車可能台数は維持する。
周辺環境への影響に配慮し、公園入り口は2車線化して来場車両による渋滞の緩和を図る。樹木保全も希少種や記念樹など保全すべき植生を当初から追加する。
アリーナは芝生の傾斜地に高さ25㍍の建物となるため、形状や外壁デザインの工夫で周囲を圧迫しない外観とした。屋内トイレは男性45%、女性55%に配分。混雑する興行時は男性用便器を隠して女性用に転換できる対策も施す。
委員会質疑を踏まえ基本計画は今後、20日と22日に市公会堂で開く市民説明会の意見集約を経て策定する。当日参加可、詳細は市ホームページで。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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