24日の「富山グラウジーズ」戦は今季初の100点ゲームで快勝。6選手が二桁得点を記録し、速攻や3点シュート(3P)とフェニックスらしい試合でした。
第1クオーター(Q)の終盤でデイズ、湧川の両選手の3Pで流れをつかむと、激しいディフェンスで相手のターンオーバー(ミス)を誘いリードします。後半は点の取り合いでしたが、根本選手が高確率で3Pを決めて譲りません。最終Qはターンオーバーから連続得点されましたが、ディフェンス強度を落とさず33点差の快勝でした。
前節27~28日は「群馬クレインサンダーズ」との対戦。初戦は湧川選手の3Pや激しいディフェンスからの速攻で先制しますが、ゴール下の得点や高確率で3Pを許し前半は25点差。流れを変えようと粘り強いディフェンスからの速攻や3Pで追いますが、群馬の攻撃を止められません。後半も簡単なレイアップシュートを許すなど守りで精彩を欠き、30点まで差を広げられます。根本、湧川の両選手が3Pにつなげ19点差まで追い上げ最終Qへ。その後も根本の得点で粘るも、群馬の勢いは止まらず27点差の大敗でした。
第2戦はシュート決定率で勝るも、本数で群馬に圧倒されました。勝敗を分けたのはターンオーバーとリバウンド。ターンオーバーで8本、ターンオーバーからの得点で18点の差をつけられました。本来はフェニックスの強みでしたが、この試合は群馬にお株を奪われてしまいました。
苦しいチーム状態のアウェー戦でも多くのブースターが応援に駆けつけてくれました。次のホーム戦で選手は必ず応えてくれるはず。変わらぬ応援をお願いします。
富山戦はキャリアハイの15得点4アシスト、群馬との初戦も13得点の活躍でチームを引っ張りました。3P成功率は3試合で平均47%、シュートタッチも上向いています。最大の武器である相手の司令塔を封じるアグレッシブなディフェンスでの貢献度も高いです。ルーキーのはつらつとしたプレーに注目です。
2026年の最初の試合は1月3~4日、豊橋市総合体育館で「秋田ノーザンハピネッツ」との対戦です。ディフェンス力に定評がある秋田は得点力の高い外国籍選手や経験値の高い日本人選手もそろっていて手強い相手です。互いにアグレッシブなディフェンスに強みがあり、精神面が勝敗を左右するでしょう。新春を勝利で祝えるよう地域一丸で後押しをお願いします。
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