豊川市出身のプロゴルファーで今年6月にツアー初優勝を果たした入谷響選手(20)が23日、豊川市役所の竹本幸夫市長を訪れた。
2005年生まれで6歳でゴルフを始め、小学5年から中嶋常幸プロの指導を受けて腕を磨いてきた。24年秋にプロテストに合格し、25年シーズンからJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアーに本格参戦している。6月に千葉県であったツアー14戦目の「ニチレイレディス」で初優勝し、注目を集めた。
この日、入谷選手と父の勝則さん(61)が出席。初優勝を決めた大会について「正直優勝できるとは思っていなかった。トップに立ってからもキャディーから『あなたは追う立場なのだから』と言葉をかけられ、好結果につながった」と振り返った。後半戦は予選落ちが続いたが「こうした経験ができたことは大きかった」と前向きにとらえた。
来季は海外シリーズの参戦を見据え「3勝が目標。海外挑戦は本当に大変な道のりなので、目標を持って臨まないと生き残れない。前半戦からシードを獲得する覚悟で臨み、ランキングを上げて海外の試合に出場したい」と意気込んだ。
竹本市長の「ぜひ豊川をPRしていただきたい」との投げかけに、入谷選手は「自己紹介の際に出身地を言うようにします」と笑顔で答えた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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