豊橋創造大学看護学科の学生有志が、実習先の豊橋市飯村町の豊橋医療センターを訪れ、入院患者らにクリスマスソングのハンドベル演奏を披露した。
学生と一緒に楽しい時間を過ごし、患者に気分転換をしてもらおうという試み。「Be the Reason Someone Smiles ~誰かの笑顔の理由になろう」をテーマに、看護学科の1~2年生計17人が参加し、サンタクロースやトナカイなどの衣装で院内の各病棟を回った。
トーンチャイムを使った演奏会では「おもちゃのチャチャチャ」「We Wish You a Merry Christmas」「きよしこの夜」を演奏した。患者も参加できるようリングベルを配り、一緒に「ジングルベル」を奏でる一幕もあった。また、高齢者サロン利用者と一緒に作ったクリスマスカードも患者にプレゼントし、会場は温かい聖夜の雰囲気に包まれた。
代表学生は「看護師を目指す学生として、患者さんの笑顔のために、心を込めて演奏させていただきました。見ていただいた患者さんの笑顔に、私たちも改めて『看護師になりたい』という夢が膨らみました」と、充実感をにじませていた。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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