プロ野球「中日ドラゴンズ」の選手との交流イベントが4~5日、蒲郡市の完全会員制ホテル「ラグーナベイコート倶楽部」で開かれ、会員約200人が参加した。
会場にはユニホームやグッズを身に着けたファンが集結した。1日目は松山晋也、石伊雄太、橋本侑樹の3選手が出演した。松山選手は昨季球団記録の46セーブを挙げたが、来季は「より研究され、追われる立場になる。奪三振王とセーブ王が目標。50試合で1試合3三振が奪えれば可能な数字」と宣言した。橋本選手は自己最多の12ホールドを記録したが、後半戦は失速した。「ハードルが高いほど燃えるタイプで、来季は抑えを狙う」と松山選手に宣戦布告。石伊選手は1年目から85試合に出場し、盗塁阻止率は4割を超えた。来季は「130試合出場が目標」と語った。
参加者から昨季の印象的な試合を尋ねられた松山選手は、9月28日の阪神タイガース戦を挙げ、主砲の佐藤輝明選手を高めの直球で空振りを奪った場面について「真っ向勝負で打ち取れたのは自信になった」と振り返った。ルーティンについては「箱詰めされたボールを取る時は左下から。投球は外角低めが基本なので」と明かすと、加藤愛アナウンサーは「どういうこと」と戸惑っていた。
2日目は柳裕也、土田龍空、鵜飼航丞の3選手が登壇。柳選手は欲しいものを尋ねられ「平和な日々以外ですよね」と会場の笑いを誘った。来季で投手が打席に入るのが最後になることに触れ、自身の打撃についても「本塁打に期待してほしい」と語り、本業の投球では「2桁勝利と規定投球回をもう一度やりたい」と意気込んだ。
トークショー後、選手らはファン一人ひとりと談笑しながら、サインや写真撮影に応じていた。選手が出演するイベントは3年目。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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