10日夜の「滋賀レイクス」戦は序盤から得点を奪い合う展開。シュート決定率が上がらず、速攻からの得点で７点差とされます。一方、デイズ、津屋の両選手の３点シュート（３Ｐ）で反撃のきっかけをつかみ、速攻から大浦選手の３Ｐで逆転に成功。後半はターンオーバー（ミス）の多発で再逆転を許しました。その後は高確率で３Ｐを決め合う均衡状態が続きましたが、ルーキー根本選手が試合を決める２本の３Ｐでホーム連勝を収めました。
13～14日は東地区首位の強敵「宇都宮ブレックス」と真っ向勝負でいい戦いを見せました。若手選手が連日のアグレッシブなプレーで勢いを与えた点が収穫でした。
初戦は序盤に３Ｐを高確率で決め、速攻からの得点でリード。第２クオーター（Ｑ）はヌワバの活躍などで19点差までリードを広げます。流れを保ちたい状況で五つのターンオーバーを重ね、宇都宮に５点差まで詰め寄られました。さらに後半の出だしから連続３Ｐで逆転を許しますが、果敢なディフェンスから速攻と３Ｐで再逆転。勝負の最終Ｑでは得点できない状況が続く中、最後は宇都宮に押し切られ悔しい敗戦でした。
第２戦も開始から意地のぶつかり合いで主導権争いが続きます。初戦に続き、高確率で得点を奪い合ういいゲームを演じました。湧川選手が２本の３Ｐやアタックを決めて５点リードで前半を終えました。後半も激しい守備からの速攻や３Ｐで16点をリード。最終Ｑは７点差まで詰め寄られますが、前日の教訓を生かして落ち着きのある試合運びで攻め切っての勝利を収めました。
宇都宮との初戦は11得点、第２戦も12得点の活躍でチームに勢いを与えました。守備面でも宇都宮のエース比江島選手に臆せずプレッシャーをかけ続けました。第２戦は前半終了間際の連続得点でリードを奪った局面が印象的でした。伸びしろも抜群、今後の成長も楽しみにしてください。
20～21日は豊橋市総合体育館に「シーホース三河」を迎え撃ちます。西地区３位と波に乗る三河との「三河ダービー」は負けられない激戦となるでしょう。平均得点リーグ３位、シュート決定率でリーグ首位の強烈な攻撃力を誇ります。アグレッシブな守備を40分間続けることが肝心です。じっくりと攻撃を組み立てる三河に早い展開でゴールへアタックを仕掛けたいところです。けが人が多い状況ですが今季もホームでは勝ち越しています。年内最後のホームゲームでの勝利に皆さんの応援が欠かせません。
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