リファインバースが蒲郡市へ工場移転 再生ナイロン素材「REAMIDE」製造などの新拠点に

2026/03/10 00:00(公開)
ナイロンペレット「REAMIDE」一宮工場(いずれも提供)
ナイロンペレット「REAMIDE」一宮工場(いずれも提供)

 廃棄物の再資源化を核としたサーキュラーエコノミー(循環型経済)を推進する「リファインバース」(本社:東京都千代田区、越智晶社長)は、再生ナイロン素材「REAMIDE(リアミド)」の製造拠点である一宮市の「一宮工場」を、蒲郡市へ移転すると発表した。新拠点は「蒲郡工場」として、6月の操業開始を予定している。

 

 同社は2019年に一宮工場を稼働させ、廃棄された漁網やエアバッグを再生ナイロン素材に再資源化する事業を展開してきた。「REAMIDE」は建材や農業機械、アパレル製品、オフィス家具などへ採用が拡大している。

現在の一宮工場
現在の一宮工場

 今回の移転は、中期経営計画における成長戦略の一環としている。現在計画中のポリオレフィンリサイクル事業の展開や、今後の事業拡大を見据え、製造拠点としての拡張余地を確保できる蒲郡市への移転を決定した。

 

 新工場は同市三谷町九舗で、敷地は5360平方㍍。一宮工場で蓄積した設備運用やノウハウを継承し、ナイロン素材の再生事業を継続するほか、ポリオレフィンリサイクルの開始に向けた設備準備も段階的に進める方針だ。

 

 同社が主力製品とする「REAMIDE」は、日本各地から回収した使用済み漁網を洗浄し、徹底的に異物を除去して製造される高品質なナイロンペレットだ。海洋ごみの約4割が漁網などの漁具であるといわれる中、同社はこの海洋プラスチック問題の解決に向け、建材や家電、アパレル製品、オフィス家具など幅広い分野への素材供給を行ってきた。

 

 リファインバースグループは20年以上にわたりサーキュラーエコノミーの実践を掲げている。漁網リサイクルのほかにも、廃棄タイルカーペットを水平リサイクルする「リファインパウダー」事業や、鳥の羽根を原料とした新バイオ素材「ReFEZER(リフェザー)」の開発など、独自の技術で多様な素材の再生に取り組んでいる。

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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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