豊橋市が舞台の学園アニメ「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」のファンらが22日、豊橋駅周辺で530運動に取り組んだ。
同市出身の雨森たきびさんのライトノベルが原作。作品には水上ビルや道の駅とよはしなどが登場し、アニメ放映終了後から多くのファンが現地に訪れる「聖地巡礼」が流行した。
530運動は、ライトノベル発刊当初からのファンの「ナルさん」が企画。数年前から一人でやっていたというが、ファンによる「作品きっかけで豊橋が好きになった」という言葉に突き動かされた。「せっかくならファンのつながりをつくりながら、聖地をきれいしたい」と10月頃からX(エックス)で参加を呼び掛けた。
この日、北陸や四国など全国各地から約60人が集まった。6班に分かれ、水上ビル、豊橋駅東口と西口、松葉公園周辺などを清掃した。たばこの吸いがらやペットボトルなどでごみが袋いっぱいになった。終了後は聖地や作品の話に花を咲かせた。
※当日の模様は豊橋ケーブルネットワーク[ティーズ]のHOTステーション(24日午後6時)で紹介される。翌日以降はYouTubeでも見ることができる。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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