目を閉じて筆の音、紙の質感を感じて 豊橋・岩西小でデザイン書道作家の鈴木愛さんが特別授業

2026/01/21 00:00(公開)
児童に筆文字の楽しさを伝える鈴木さん=豊橋市立岩西小学校で
児童に筆文字の楽しさを伝える鈴木さん=豊橋市立岩西小学校で

 豊橋市出身のデザイン書道家、鈴木愛さんが20日、市立岩西小学校を訪れ、卒業を間近に控えた6年生80人を対象とする特別授業を担当した。児童らはプロの筆さばきに触れながら、「デザイン書道」の世界を体験した。

 

 鈴木さんは授業で「人間の肉付きや骨格で印象が変わるように、文字も線の太さや形で印象が変わる」と解説。力強い太線や繊細な細線、波打つような筆運びを実演した。その後、児童らは「龍」や「巻」など、思い思いの漢字一字を、想像力を膨らませながら紙に筆を走らせた。  

 

 「普段は目に頼りすぎている」と、あえて目を閉じて書く手法も提案した鈴木さん。「紙の質感や筆の音など、五感で感じて」との呼び掛けに、児童らは手や顔を墨で汚しながら、夢中で筆を動かした。

 

 河合栞利さん(12)は「これまでの習字とは違い、自分の殻を破って気持ちを表現できた」と笑顔を見せた。鈴木さんは「一人でも多くの人が書道に興味を持ってくれたらうれしい」と話していた。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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