愛知大学豊橋キャンパスで11日、県庁の就職セミナーが開かれた。1~3年生65人が参加し、話に耳を傾けた。
初めに県人事委員会職員の菅谷洋介さんが、公務員の幅広い仕事の内容や試験制度、待遇などを解説。今年度から採用試験に取り入れた適性検査「SPI3」を活用した新しい試験区分などを紹介した。働き方改革が進んでおり、来年1月からフレックスタイム制度を導入するなど、柔軟な働き方で休暇も取りやすくなっているという。
続いて愛大卒業生で2020年に入庁した総務部市町村課の足立裕樹さんが登壇。東三河総局新城設楽振興事務所、出向先の豊川市企画部での仕事の魅力を語った。
岡崎市出身で、消滅可能性自治体問題への関心から県職員を目指した。最初の2年は振興事務所で山村振興に携わり、事業者と関わりながら情報発信に努めた。豊川市役所では一職員として、ふるさと納税の調整や施策立案を経験したという。「転職しないとできないようなさまざまなジャンルの仕事を経験できるのが大きな魅力。視野が広がる」と語った。
質疑があった。菅谷さんは「民間と公務員、どちらかに絞らなければいけないということはない。試験区分も増え、併願もしやすい」と制度改革をPRした。
購読残数: / 本
1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。
週間ランキング
日付で探す