豊橋市 二川地区の「ひなまつり」始まる

2026/02/03 00:00(公開)
江戸時代の享保びな
江戸時代の享保びな

 豊橋市二川町の「二川宿本陣資料館」と商家「駒屋」で、「ひなまつり」の展示が始まった。

 

 本陣資料館では、江戸時代から現代までのひな人形を中心に約2500点を展示している。馬場家本陣では、板の間につるし飾りと段飾りを飾ったほか、主屋や玄関棟には豪華な御殿飾りや段飾り、地元愛好会によるつるし飾りや折り紙びなを並べた。

 

 資料館企画展示室では、江戸時代の貴重な「享保びな」などが鑑賞できる。天神さまや土びなも並ぶほか、昭和初期の段飾りや江戸時代の狆(ちん)の土人形など、初お披露目の展示品も。狆は人形後部に年号や価格が書き込まれた貴重な資料でもあるという。

 

 期間中の土日曜、祝日は「おひめさま、おとのさまになろう」と題し、衣装を着て写真撮影ができるほか、21日午前10時からは「出張!ここにこin二川宿本陣資料館」として、ここにこのイメージキャラクター「ニコリン」「ココネコ」のつるし雛づくり体験を企画。23日には雅楽、28日には琴の演奏会も予定している。

 

 展示は3月15日まで。一般400円、小中高生100円(ほの国こどもパスポート利用で無料)、市内在住の70歳以上100円。

 

 一方、商家「駒屋」では今年も、役目を終え供養を受けたひな人形を再生させ、趣向を凝らした展示で見る人に幸せを運ぶ「福よせ雛(びな)」を展示している。毎年テーマを変え、今回は「昭和100年」を振り返っている。

 

 「1960年 ダッコちゃんブーム」「1964年 東京オリンピック開幕&東海道新幹線開通」「1969年 アポロ11号月面有人着陸」「1976年 ピンク・レディー デビュー」「2020年 ステイホーム」「2025年 中央高校野球部甲子園出場」など。主屋から離れ座敷に向け、昭和から平成、令和まで、国内や豊橋での大きな出来事や流行を人形や小物で順に再現。来館者が展示を見ながら懐かしそうに会話を弾ませている。

 

 ボランティアらが現在も福よせ雛を追加しており、期間中に800~1000体の展示を目標にしているという。14日には展示用の人形を作る「福よせ雛づくり体験」もある。入館無料、展示は3月29日まで。

 

 関連で「おひなさま出張展示」も開催中。市視聴覚教育センターは3月8日まで、豊橋競輪場は3月15日まで、市美術博物館は7日から3月3日まで、二川生涯学習センターには11日から3月15日まで、ひな人形の展示がある。

 

華やかなつるし飾り
華やかなつるし飾り
「昭和100年」がテーマの「福よせ雛」
「昭和100年」がテーマの「福よせ雛」
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田中博子

 愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。

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