時習館高校付属中の倍率は約5倍 定員70人に対し352人が志願 

2025/12/16 00:00(公開)

 県教育委員会は、2026年度の県立付属中学校入学者選抜の志願者数を発表した。新設の時習館高校付属中学校は、70人の募集に対し352人が志願、倍率は約5・0倍となった。東三河地域初となる県立中高一貫校への関心の高さを裏付けた。

 

 今回は、今年度春に先行して開校した第1次導入校に加え、26年春に開校する第2次導入校(時習館、豊田西、愛知総合工科、西尾)を含めた計8校9コースでの募集となった。

 

 全校の中で最も倍率が高かったのは、2年目の募集となる明和高校付属中学校の普通コースで、定員70人に対し814人が志願、倍率は11・6倍に達した。次いで高かったのは刈谷高校付属中学校(普通コース)で、定員70人に458人が集まり、倍率は6・5倍となった。

 

 今回新設される他の3校の状況を見ると、豊田西高校付属中学校(普通コース)は定員70人に対し306人で4・4倍、愛知総合工科高校付属中学校(理工探究コース)は定員35人に対し100人で2・9倍、西尾高校付属中学校(グローカル探究コース)は定員70人に対し140人で2・0倍となっている。

 

 また、その他の既存校では、半田高校付属中学校(普通コース)が定員70人に対し272人で3・9倍、津島高校付属中学校(国際探究コース)が定員70人に対し169人で2・4倍、明和高校付属中学校(音楽コース)が定員20人に対し42人で2・1倍だった。

 

 入学者選抜は年明けに行われる。適性検査などの1次選抜は来年1月10日、面接などの2次選抜は同17日に実施され、合格発表は同23日の予定だ。

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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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