私立豊橋中央高校やたかくら幼稚園を運営する豊橋市の「高倉学園」学園長の高倉宣夫さんが13日、死去した。77歳。通夜は16日午後7時、葬儀は17日午前10時、いずれも豊橋市東新町115の「イズモ葬祭 イズモホール豊橋貴賓館ダイヤモンドホール」で、高倉学園と高倉家の合同葬で執り行われる。仏式。喪主は学園理事長で長男の嘉男(よしお)さん。
高倉さんは1994年に豊橋女子高校(現豊橋中央高校)校長に、96年に高倉学園理事長に就任。97年には男女共学化し、豊橋中央高校に改称。2004年の創立80周年に合わせ、施設の拡充や同窓会組織の統合、文化祭や体育大会など学校行事を記念行事として行ってきた。
施設の拡充では、男女共学化に伴い、体育の授業や屋外の運動部用の用地確保に努めたほか、03年に野球部が誕生したことを受け、05年に同市大山町に学校グラウンド「大山グラウンド」を整備した。一連の学校改革に尽力した結果、今年8月に硬式野球部が甲子園初出場した。
また、豊橋北ロータリクラブ会長を06年度に務め、当時の創立50周年記念事業などに携わった。
20年度に嘉男さんに学校長を引き継いだ。
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