【蒲郡】海陽中生徒が日本再生医療学会に挑む|救急医療現場での活用を提案

2026/03/10 00:00(公開)
学会で発表する海陽中等教育学校の3年生ら=蒲郡市役所で
学会で発表する海陽中等教育学校の3年生ら=蒲郡市役所で

 蒲郡市の海陽中等教育学校に通う生徒8人は、今月20日に神戸市で開かれる「第25回日本再生医療学会総会」のプログラム「中高生のためのセッション アドバンストコース」で、再生医療の新たな可能性に関する研究成果を発表する。

 

 学会は再生医療の産業化などを目指す研究者や企業関係者らが一堂に会する国内最大規模の学術集会。最先端の技術や研究成果、治療の安全性、産業化について議論が展開される。この中で、同プログラムは、生徒が再生医療への理解を深めるとともに、自由な発想で創造することを目的に開催されている。

 

 同校は2024年から、蒲郡再生医療産業化推進委員会や市内の再生医療製品メーカー「ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)」と連携して研究を進め、同学会の場で成果を発表してきた。

 

人工臓器の作成など、 3月20日の学会に向け市長報告

 

 今回は、4年生(高校1年生)の吉川湊大さん、大竹浩生さん、3年生(中学3年生)の藤本彩牙さん、申樹一朗さん、林史泰さんの5人が、昨年7月から研究してきた「救急医療現場での神経・皮膚の『超高速再生』の実現」を紹介する。迅速な処置が求められる救急医療において、多能性幹細胞をいかに役立てるかを提案する。

 

 このほか、同校からは4年生の藤田護さん、田原宗一郎さん、椿翔太郎さんの別チームも参加。3人は「『より正確な』人工臓器の作成の実現」の研究成果を披露する。

 

 9日、3年生3人と教諭らが市役所を訪れ、鈴木寿明市長に発表内容や学会に向けた意気込み、再生医療の魅力などを語った。藤本さんは「学会の場で自分たちの研究成果をしっかりと紹介できるよう頑張りたい」と話した。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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