東三河県庁が推進しているフェムテック産業推進事業の商品開発ワーキンググループ(WG)で事業者と女性アドバイザーが企画・開発した商品が完成し、報告会が7日、豊橋市駅前大通2の「エムキャンパススタジオ」で開かれた。
フェムテックは「Female」(女性)と「Technоlоgy」(技術)からなる造語で、女性特有の悩みを製品やサービスで解決する取り組み。
東三河県庁は2024年6月にキックオフセミナーを開催し、商品企画WGに参加する女性アドバイザーの研修、選考を実施。女性アドバイザーが事業者と共に商品企画・開発に取り組んできた。
報告された商品は、イチビキ・マーケティング本部の「乳酸の恵み・糀(こうじ)あまざけ」▽伊藤光学工業の「映え顔メガネ・メイクレンズキュア」▽國松本店の「濱納豆スノーボール醸(かもす)」▽シャンテマリーの「フェムキャンドル『ゆるあかり』」▽伴装の「温泉ヒーリングブランケット」▽メカニカルプラネットの「オーラtоmоni吸水ショーツ」▽ローカーボカフェ向日葵(ひまわり)の「ソイフルブレッド」―となっている。
報告会ではアドバイザーと事業者との間で価格面で議論が生じたことや、事業者からは「メーカーの常識が常識ではないことに気づいた」「『誰のための商品か』を改めて問い直すようになった」といった報告があった。
アドバイザーの一人は「日常生活の中でもフェムテック商品になるものはないか、意識するようになった」と話した。別の人は「アドバイザー同士で話しながら、女性特有の悩みが自分だけでないことに気づいた」などと話した。
東三河総局の松﨑健吾局長は「人口減少が進む東三河地域の新たな分野としてのフェムテック産業の振興を図り、女性が暮らしやすく、学び、働きやすい環境を整えることで東三河の課題解決につながることを願っている」とあいさつした。
報告会では「サンルイ・インターナショナル」の森田敦子社長と「ジョコネ」の北奈央子社長の講演も行われた。
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1959年東京都生まれ。山田一晶編集長に声を掛けてもらい、2024年5月に入社した。それまでは別の新聞社に勤務し、名古屋、岐阜、東京などで記者をしていた。事件取材が長かったが、東京では食文化、社会保障といった分野の取材も経験。介護など生活に密着した記事の重要性を実感した。趣味は街歩きと山歩き。東海道五十三次を歩いている。目標は東京―京都間の完歩。テント泊の登山にも憧れているが、三河の低山巡りがメイン。ミステリー、歴史小説を愛読。名古屋支局で愛知県政を担当している。人口減少、地域活性化の課題などを取材しながら、東三河の魅力を発信していきたい。
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