豊川の木製バットメーカー「白惣」が豊川稲荷で祈願したバット「豊川いなり心願『叶』」を1月から販売 限定50本

2025/12/30 00:00(公開)
豊川稲荷で祈願したバット「豊川いなり心願『叶』」を持つ岩瀬取締役(右から2人目)ら=豊川稲荷で
豊川稲荷で祈願したバット「豊川いなり心願『叶』」を持つ岩瀬取締役(右から2人目)ら=豊川稲荷で

 木製バット製造の「白惣」(豊川市)は、豊川信用金庫が100%出資する「地域商社みかわ」、県立豊川特別支援学校と協力して、豊川稲荷で祈願したバット「豊川いなり心願『叶(かなう)』」を来年1月から発売する。

 

 木製バット全国シェアトップで、国内主要メーカーのOEM生産などで年間10万本を製造し、プロ選手に5000本を提供している。自社ブランドの育成に力を入れており、2月には国内初の木製バット専門店を市内にオープンする。

 

 地元ブランドのPRになればと地域商社が提案して実現した。長さは約50㌢でメープル材を使った。金色で、豊川稲荷のマークである神紋と、豊川商工会議所が販売する同名の日本酒のラベルと同じデザイン文字で書かれた商品名をプリントした。特別支援学校の生徒がバットを置く台を作った。

 

 願いをまっすぐに打ち込む象徴として製造した。豊川稲荷に祈願したことで、勝負運、商売繁盛、成果運、折れない心も宿り、豊川生まれの特別な縁起物になった。

 

 豊川稲荷の福山憲隆住職は「私たちが運営する豊川高校野球部は甲子園出場経験がある。バットのご利益で再び甲子園出場を実現したい」と述べた。白惣の岩瀬崇典取締役製造部長は「このバットを飾り、打ち勝つ思いを持って、さまざまなことに取り組んでいただければご利益があると思います」と話した。

 

 限定50本で税込み8800円。イオンモール豊川内「豊穣屋」でも販売する。地域商社みかわ(0533・75・6001)で取り扱う。

豊川稲荷で祈願したバット「豊川いなり心願『叶』」
豊川稲荷で祈願したバット「豊川いなり心願『叶』」
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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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