田原凧(たこ)保存会は18日、豊川市一宮町の「砥鹿神社」へ来年のえとの「午(うま)」が描かれた凧を奉納した。
縦1・2㍍、横2・2㍍。神社の例大祭で行われる「流鏑馬(やぶさめ)」で特設馬場を疾走する勇壮な馬の姿を描いた。それを見守る観客もあしらった。
保存会に神社の氏子がいたことが縁で始まり、毎年えとの絵を描いた凧の奉納を続けている。今年で15回目になる。
岩崎和夫宮司は「5月の例大祭で流鏑馬神事があり、神社と馬は縁があります。素晴らしい馬を描いていただき、ありがとうございます」と感謝した。保存会の原田力会長は「皆さんの健康を願って描きました」と述べた。奉納された凧は25日から南神門前に飾られる。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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