【夏の甲子園’25】「キープレイヤー」近藤選手 新調したバットが好感触

2025/08/07 20:38(公開)
新バットでフォームを確認する近藤選手=長岡京市内で

 甲子園初出場した豊橋中央ナインが、初戦となる古豪の日大三高との一戦に向け、調整を重ねている。5日、京都府長岡京市内の硬式野球部の室内練習場で、約2時間汗を流した。選手は打撃練習やストレッチなどに取り組んだ。

 

 リードオフマンの近藤瑠生斗選手(3年)は、萩本将光監督から「キープレーヤー」に指名されている。県大会は打率2割4分台だったが、強肩を生かした三塁守備と、ガッツあふれるプレーが持ち味だ。萩本監督は「彼が出塁すると活気が出る。性格も明るい」と高評価だ。

 

 この日は、トス打撃をしたり、130㌔ほどのマシンの球を打ち返したりした。近藤選手は、気持ちを乗らせるために、今大会直前にバットやグローブ、スパイクを新調した。バットは水色の甲子園限定モデルで「甲子園で使った時に感じが良く、打球の伸びも全然違った。自分のスイングにも合っている」と好感触だ。

 

 初戦は第6日第4試合で日大三(西東京)。「ハイライト動画で見て、自分たちと一緒で打撃に自信があるチーム。打ち勝っていきたい」と気合十分。主戦の近藤優樹選手については「常日頃からさまざまな球速帯や球種などを打ち返す練習をしているので、対策しても自分たちはあまり変わらない」と自信を見せた。「塁に出てチームを勢いづけたい。守備では自分が中心となって外野手にも声をかけ、内外野の間の打球をミスしないようにしたい」と意気込んだ。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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