豊橋市は、消防団員として活動する市職員が勤務先の市役所から直接火災現場へ出動できる体制を整える「消防団員が働きやすい市役所モデル事業」を開始すると発表した。災害発生時の対応力強化と消防団員の確保を目的とした試み。県内の自治体としては初の取り組みとなる。10月1日から運用を開始する。
運用時間は平日午前8時半から午後5時15分までとし、本庁と上下水道局に勤務する市職員のうち、市消防団員として活動する人が対象となる。対象職員は、所属する分団からの出動指令を受けた際、市役所から直接出動する。
従来の運用では、出動指令を受けた職員が庁外の離れた駐車場まで徒歩で移動し、私用車を用いて出動していたため、移動にかかる時間や職員への負担が課題とされていた。今回の取り組みでは、市役所の立体駐車場に緊急出動が可能な消防車を常時配置する。これにより、出動指令から現場到着までの時間を短縮して火災や災害による被害の軽減を図るとともに、移動に伴う職員の負担軽減を実現する。
さらに市は、市役所自身が「消防団員が働きやすい職場環境づくり」に積極的に取り組む姿勢を、SNSなどを通じて発信していく方針を明らかにした。事業の様子を発信することで、消防団活動や消防団への加入促進に対する理解や関心の向上を図るという。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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