豊川市足山田町の金属プレス加工「加藤数物」は、工場内にワークショップや交流事業などができる拠点「ファクトリー・カルチャー・ラボ」を開設した。4日にオープニングイベントが開かれ、地域の人が訪れた。
工場の一角を改装した施設で、約50平方㍍。「ものづくりを、もっと身近に」をテーマに掲げ、交流・体験イベントやワークショップを通して、ものづくりの魅力を発信し地域や人々をつなぐ場所として活用する。
1932年に創業。当初は数学や物理の授業で使う木製の大型三角定規など、学校用の教材を作っていた。その後、金属加工に業種を変え、現在は自動車部品を中心に製造している。
ワークショップでは、同社が長年にわたって培ってきた金属加工の技術を応用し、スプーンや金属製アクセサリー、オリジナルキーホルダーなどが気軽に作れる。また取引先以外の異業種の皆さんと交流する場所としても活用し、新製品のヒントにもしていく。
取締役の加藤志保里さん(43)は「地域の子どもたちに、ものづくりの楽しさを伝える場所であると同時に、多様な業種の皆さんと交流して、さまざまなアイデアを持ち寄り、形にして新たなイノベーションを起こしていく場にしたい」と期待を込めた。ラボの開館日やイベントはホームページで。問い合わせは加藤数物(0533・93・2048)へ。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。