豊橋市の４図書館で25日、「図書館こどもフェスタ」が始まった。初日は中央図書館で斎藤敏館長による「おはなし会」などがあった。４月23日まで。
　子どもたちに多くの本を読んでもらいたいと制定された「子ども読書の日」（４月23日）にちなむイベント。中央、大清水、向山、まちなかの各館で趣向を凝らした企画を展開する。
　チラシに描かれた物語のイラストと、図書館に設置したイラストとを見比べ、違いを探す「まちがいさがし」が期間中、４館で開かれる。
　中央図書館では、赤ちゃんに絵本をプレゼントする「ブックスタート」事業が豊橋で始まって20年を迎えたことを記念した展示会も開始。市での20年間の歩みをパネルで掲示したほか、お勧めの赤ちゃん絵本39冊を展示紹介している。
　初日の「館長のおはなし会」では、しかけ絵本「おやさいどうぞ」を集まった親子らに読みきかせた。読み聞かせの後は、カレーをテーマにした工作体験もあった。
　一方、大清水図書館では、館内のミッションに挑戦する「ミナクルたんけん！」のほか、26日に２冊の本を袋に入れて貸し出す「ハッピーバッグ」、28～29日に「テーブルゲームであそぼう」を予定している。
【田中博子】