県アジア・アジアパラ競技大会推進局は、県内の小学校などで実施している「パラアスリート学校訪問事業」の児童向けアンケート集計結果を公表した。事業が開始された25年度と、26年度の数値を比較したところ、開催認知度やパラスポーツへの関心、会場での観戦意向など、すべての項目で26年度が25年度を大幅に上回る良好な結果となったことが明らかになった。
事業の実施規模は、25年度の9校(参加児童537人)から、26年度には14校(同1081人)へと大幅に拡大した。
県内でアジア大会とアジアパラ大会が開催されることに対する認知度を調査した結果、25年度に「知っていた」と答えた児童は34%にとどまり、全体の3分の2近くに当たる66%が「知らなかった」と回答していた。しかし、26年度調査では「知っていた」と答えた割合が63%にまで急増し、認知不足が著しく改善されていた。
特別授業に対する満足度についても、25年度の「楽しかった」という回答の89%に対し、26年度は95%に達しており、プログラム自体の満足度も向上している。授業の中で最も印象に残った内容については、両年度ともに「講師のお話」が最多であった(25年度は366人、26年度は728人)。これに次いで、25年度は「身体を動かすプログラム」が324人、デモンストレーションが206人、大会紹介が202人だったのに対し、26年度は「デモンストレーション」が602人、身体を動かすプログラムが545人、大会紹介が393人の順となり、アスリートの実演技術そのものへの注目度が高まった。
授業後の意識変化では、25年度は「障害について知ることができた」(338人)、「パラスポーツに興味・関心を持った」(336人)、「パラスポーツやアスリートを応援したいと思った」(320人)の順で高かった。これが26年度になると「パラスポーツに興味・関心を持った」が689人で最多となり、「応援したいと思った」が678人、「障害について知ることができた」が563人の順となった。また、自分で新たにスポーツを始めてみたいと思った児童も、25年度の115人から26年度は273人へと大きく増加した。
さらに、大会を競技会場に見に行きたいかという質問に対し、「思う」と回答した割合は、25年度の79%から26年度は85%へと伸長しており、大会本番に向けた児童らの期待感の高まりを裏付ける結果となった。
購読残数: / 本
1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
週間ランキング
日付で探す