【連載】頑張れ!!ラジルFC東三河〈11〉東海1部昇格届かずも、地域に刻んだ14試合 来季こそ東海1部昇格へ

2026/09/29 00:00(公開)
選手とスタッフの皆さん
選手とスタッフの皆さん

 東海社会人サッカーリーグ2部の最終節が27日、豊川市サッカー場で行われ、「ラジルFC東三河」は「FC.Bombonera」と対戦、0対3で敗れた。最終順位は3位か4位で、クラブが掲げた「東海1部昇格」の目標には届かなかった。

 

 前節終了時点でラジルの2部残留が決定。昇格を目指して戦ってきたチームにとって、目標達成の可能性がなくなったことによる精神的な影響は大きかった。

 

 今季ともに戦ってきたメンバーで臨む最後の公式戦。この1年間積み上げてきたサッカーを最後まで表現しようと、トレーニングを重ね、最終節を迎えた。

 

 対するBomboneraは、残留に向けて勝利が必要な状況。試合は相手に先制を許すと、追加点、さらに駄目押しとなる3点目も奪われた。それでもラジルは、今季取り組んできた「相手よりボールを保持し、押し込むサッカー」を崩さなかった。ボールを動かしながら相手陣内でのプレーを増やし、シュートを重ねた。

 

 シュート数はともに12本。攻撃の形をつくりながらも最後の一押しが届かず、敗戦となった。それでも、試合終盤までスタンドから「ラジル頑張れ」という声援が途切れることはなかった。その声に呼応するように、選手たちも1点を奪おうと攻撃を続けた。

 

 「昇格できなかった」という結果だけでシーズンは語れない。14試合を戦い抜く中で、ラジルのサッカーと選手たちの姿は確実に地域へ届き始めた。雨の中でも多くのファン、サポーターが会場に足を運んだことは、クラブにとって大きな財産となった。地域から寄せられる声援が広がったことは、ラジルが東三河に根を張り、クラブとしての価値を高めていることを示す一つの成果となった。

 

 来季は、クラブの価値をさらに高めながら、リーグ戦でより多くの勝利を積み重ねる。そして、東海1部昇格を目指す。声援を送り続けたファン、サポーター、地域の人々に感謝を伝え、2026年のリーグ戦は幕を閉じた。

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丸山大成

2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。

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