「第20回アジア競技大会」は22日夜に豊川高校3年の小島夢貴選手が競泳男子400㍍個人メドレーで金メダルを獲得した。23日も各地で日本勢の活躍が続いた。東三河でも野球や空手、自転車ロードレースが行われた。
予選は2位だった小島選手は午後5時過ぎに東京アクアティクスセンターのプールサイドに登場。
レースはパリ五輪銀メダリストの松下知之選手(東洋大学)にバタフライ、背泳ぎで先行され、序盤で約2秒の差があった。しかし、小島選手は得意の平泳ぎで猛追してその差を縮めた。そして自由形の残り50㍍で逆転に成功、金メダルを獲得した。
結果は4分7秒02の大会新記録。2014年仁川大会で萩野公介選手が樹立した大会記録を12年ぶりに塗り替え、世界ジュニア記録も更新した。
小島選手はインタビューで「200㍍個人メドレーで負けてしまった部分をリベンジできたのが一番よかった。レース展開としては前半が思ったより楽に行けたので、調子の良いブレスト(平泳ぎ)で上げていこうというイメージで理想通りのレースができた。300㍍のターンでは『意外と楽だな』と感じた」などと話していた。
小牧市で22日に決勝があり、日本は中国に0対3で敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。中国は大会3連覇を達成し、日本は48年ぶりの優勝を逃した。豊橋中央高校出身の山田二千華選手もミドルブロッカーとして先発出場した。試合後は「とても難しい状況だったが、(来年のワールドカップに向けて)この経験を生かしていきたい」と振り返った。
日本は平均身長で12㌢上回る188㌢の中国を相手に、サイドからの強打とブロックを止めきれず、第1、第2セットを19対25、20対25で落とした。第3セットは、関菜々巳選手のショートサーブで相手を乱し4連続ポイントを奪い、一時は10対3としたが、4連続失点を許して追い上げられ、19対19から逆転を許しストレート負けした。
山田選手は初戦のネパール戦から主力としてチームを鼓舞。準決勝の韓国戦ではチーム2位タイの13得点を挙げる活躍をみせた。
高校時代に指導した小林幸夫さん(75)は「本人は悔しそうだったが、すごく頑張っているし成長していると思う。ロス五輪代表に選ばれるように応援しています」とエールを送った。
日本から2選手が出場し、新城市鬼久保ふれあい広場を発着点とする起伏のあるダイナミックな161㌔のコースで競った。カザフスタン勢が1位、2位となり、日本勢では留目夕陽選手が銅メダルを獲得、金子宗平選手は6位だった。
新城市での自転車競技はこの日が最終日。個人タイムトライアルとロードレースがあり、練習日も含めて18~23日の日程で開かれた。
ロードレースは22、23の両日開催され、新城市の作手地区を中心にしたコースで、地域住民や自転車愛好者ら多くの観客が訪れた。自宅前がコースになった人もおり「大会を自宅の前で見られるとは驚きです」と話していた。
観客は、用意された3カ所の観戦エリアのほか、道の駅「つくで手作り村」などでレースを見守った。同市作手清岳の松岡秋子さんは「道の駅の近くで男女両方のロードレースを観戦しました。自転車とは思えないスピードで目の前を通り過ぎていき、迫力を感じました」と話し「普段は過疎地域で静かですが、アジア大会で盛り上がり良かった」と語った。
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