豊橋市を拠点に活動する女子サッカーチーム「カンフォーラ豊橋LFC」のU15チームが、「高円宮妃杯全日本U15女子サッカー選手権」の県大会で準優勝し、東海大会への出場を決めた。
カンフォーラは、4月1日に「セントラル豊橋FCレディース」からチーム名を変更した。新体制1年目での快挙となった。前身時代は、なでしこリーグや海外で活躍する選手を育ててきた名門だ。しかし、現在のU15世代は昨年までリーグ戦で苦戦が続き、10点差以上の大敗を喫する試合もあった。久保貴裕監督は当時を「相手ボールに対してのプレッシャーが甘く、試合を通して走力も足りなかった。歩いて試合を見ている時間が長かった」と振り返る。
チームの立て直しに向け、指導スタッフを増やし、練習方法や基本技術から見直した。特に重視したのは、守備で相手に食らいつき、球際で戦い、最後まで走り切ること。一人ひとりがやるべきことを徹底し、練習の強度を高め、チームの土台を築き直した。
県大会では、終了間際の得点で勝利をつかむなど、苦しい試合を乗り越えた。勝つ喜びを知り始めると、選手たちの意識にも変化が表れた。試合前日には主将と副主将を中心にLINEで反省点を共有。さらに、主将の発案で選手だけのミーティングを開き、次の試合に向けて気持ちを一つにした。
こうした自主性を支えたのが、指導者との信頼関係だ。久保監督が試合後に良かった点や改善点を丁寧に伝え、選手たちと真剣に向き合ってきたことが、自分たちもチームに向き合おうという意識につながった。指示を待つだけでなく、自ら考え、仲間と話し合い、勝利のために行動する。チームには一体感が生まれ始めた。
主将でゴールキーパーの近藤なつ美さんは「前期のリーグ戦では悔しい結果が多かったが、夏の合宿で改めて東海大会出場という目標をみんなで再確認した。そこから日に日に団結力が増した」と振り返る。最後方から仲間に声を掛け、守備陣を動かしてきた。「監督からは『常に後ろからチームに声を掛けてほしい。良いゴールキーパーはシュートを止めることよりもシュートを打たせないようにすることができる選手だ』と普段から言われている。東海大会は初の舞台で緊張するが、勝つことを目標に、失点を減らしていきたい」と意気込む。
東海大会1回戦は、7日午前11時キックオフ。三重県代表の「みえ高田FC」と、岐阜県フットボールセンターで対戦する。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。