豊橋市立牟呂小学校で9日、障害者アスリートが出前授業をする「あすチャレ!スクール」が開かれた。パラリンピック男子車いすバスケットボール元日本代表の神保康広さんが講師。5年生90人にパラスポーツの魅力を伝えた。
日本財団パラスポーツサポートセンターが主催。豊橋市では2020年度に始まり、今回が5回目。
神保さんは競技用の車いすはタイヤが「ハ」の字になっていて、左右に向きを変えやすいことなどを説明した。車いすで素早く回転したり、止まったりする動き、華麗なドリブルやシュートを披露し、児童からは「すごい」との声が漏れた。
その後、子どもたちも競技用の車いすに乗り、リレーやミニゲームをした。前に進めるのに苦労する児童も多く、車いすを操りながらスポーツをすることの難しさを体験した。
神保さんは東京都出身。16歳の時、バイク事故で脊髄を損傷したが、友人の勧めで18歳で車いすバスケに出合った。1992年のバルセロナから4大会連続でパラ五輪に出場した。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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