「立冬」を過ぎ、釣行に防寒具が欲しくなってきた。だが、温度の変化が陸上より遅い海の中はまだ秋の気配が濃厚だ。伊良湖沖ではマダイ、タチウオなどが釣れている。また、渥美半島・西ノ浜では釣った小アジの泳がせ釣りで、青物やマゴチが好調だ。一方、大山沖では冬のターゲットの一つ、ショウサイフグ釣りがスタートした。これからは日を追うごとに冷え込みが厳しくなる。釣行には寒さ対策も忘れずに。
【伊良湖周辺】伊良湖港では、サビキ釣りで小アジが釣れている。15㌢前後が中心で、20~30匹の釣果。時には23㌢前後の2歳アジも回遊してくることもある。サビキは5~6号。コマセはアミエビ。朝夕のまずめ時が狙い目だ。
西ノ浜では投げ釣りでカレイが釣れている。30~40㌢のイシガレイが中心で、専門に狙って2~3匹の釣果。まだ水温が高いのでヘダイなどの餌取りも多い。餌は本虫やアオイソメ、ゴールドイソメがよい。
表浜の伊良湖から堀切サーフでは、ルアー釣りでタチウオやヒラメ、マゴチが釣れている。タチウオは指3本級、ヒラメ、マゴチは40~60㌢が中心で計3~5匹の釣果。朝夕のまずめ時が狙い目。
西ノ浜の中電荷揚げ桟橋から風車前周辺では、生きアジの泳がせ釣りで青物やヒラメ、マゴチが釣れている。ブリ・ワラサ・イナダは40~85㌢、マゴチは45~60㌢で計3~5匹の釣果。
そのほか、中電荷揚げ桟橋、福江漁港周辺のボート釣りでは、以前サビキ釣りで小アジが好調。15㌢前後の良型が多く、アミエビのコマセで50~100匹の釣果。適合サビキは6号。
(福江・渥美釣具センター=0531・32・2992)
【新居漁港・海浜公園・海釣り公園】新居漁港では、ダンゴ釣りでクロダイが釣れている。20~40㌢で0~2匹の釣果。
海浜公園の投げ釣りでは、五目釣りでハゼ、ヘダイが釣れている。ともに15㌢前後で5~10匹の釣果。
そのほか、海釣り公園では弓ヅノでワラサ・イナダなどが釣れている。30㌢前後。回遊に当たれば5~10匹の釣果。
(新居・大橋屋=053・594・0252)
【神島沖】マダイが依然好調。6日は幸田町の乙部芙士夫さんら6人の緒乗り合いで24~58㌢のマダイをよい人は20匹前後の釣果。ほかに大型のカワハギなども。
1日からスタートしたヒラメ釣りは、水温が高いせいか、フグの餌取りが多い。水温が低下するこれからが楽しみ。
(神島・喜代恵丸=0599・38・2088)
【大山沖】6日、名古屋市の水野則夫さんら6人の乗り合いで今季初のショウサイフグ釣りに出船。40㌢級のサバフグも交じり、24~40㌢を15~40匹の釣果だった。
(赤羽根・丸万釣船=0531・37・0499)
【伊良湖沖】タチウオが依然好調。5日は6人の乗り合いで63~92㌢のタチウオを31~48匹の釣果。テンビン1本バリ仕掛け。餌はサンマの切り身。
(師崎・すずえい丸=0569・63・0775)
【木曽川河口】冷え込みで深場ハゼの釣果が上がってきた。5日は4人の乗り合いで15~19㌢を58~143匹の釣果。テンビン2本バリ仕掛け。餌はアオイソメ。
(弥富・玉や丸=0567・68・1330)
【入鹿池】ボートのワカサギ釣りがスタート。4日は、毎年開いている「わかさぎ釣りフェスタ入鹿池予選」を開催。岐阜市の田中さんが中央いかだ北のポイントで6~10㌢を95匹。
(犬山・見晴茶屋=0568・67・0705)
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