蒲郡信用金庫は9日、蒲郡市民会館で「がましん暮らしの学校 特別講座」を開いた。相続と終活を学ぶ落語や漫才で、集まった約500人の聴衆は楽しみながら知識を深めた。
蒲郡信金で年金を受け取っている顧客を対象に、地域の文化や経済など役立つ情報を提供する。1995年度からは講演や演芸など趣向を凝らした内容で開く。
岡本聡哉理事長が「皆さまのためにさまざまな企画やイベントで楽しみを提供していきたい。健康のため大いに笑い、相続をしっかり理解しながら楽しんでください」などとあいさつした。こころ亭久茶さんは「落語で学ぶ 相続・終活」と題し、相続に関するトラブルや生前に必要な準備などを軽快な語り口で紹介した。行政書士で年140回超の講演をしている。吉本興業のアンダーポイントによる漫才もあり、会場は笑いに包まれた。
17日には同じ内容で豊橋市でも教室を開き、約600人が参加する予定。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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